[SK3-3] データの力で看護の価値を示そう!
【抄録】
当院は静岡県の中部地区に位置する病床数564 床の急性期病院です。DiNQL 事業には当院の看護の質をベンチマーク的に評価したいと考え、2014 年度から参加しました。
DiNQL 導入当初は、データ集計に追われ結果を見る事がない状況でした。しかし、現在は、病棟師長が同規模・同機能を有する他病院・病棟に絞ったベンチマーク比較や院内の病棟間比較により自部署の強み・弱みを確認しています。また、自部署のデータを、構造・過程・結果に整理された「かんたんダッシュボード」や「時系列推移」などを用いて分析し問題・課題の明確化を図り看護管理に活かしています。
2019 年の「働き方改革関連法」施行時においては、「働き方改革」促進のため、看護部全体で「労働」の視点でデータ分析し課題の明確化を図り、超過勤務時間や夜勤などに伴う過酷な労働環境の改善活動を行いました。
さらに、昨年度からは、クリニカルラダー研修プログラムに「DiNQL データの活用」を組み込み、部署スタッフがデータを用いて看護の質向上のための改善活動を行っています。
今後もデータを有効活用し、PDCA サイクルを回しながら看護の質向上へとつなげていきたいと思います。
当院は静岡県の中部地区に位置する病床数564 床の急性期病院です。DiNQL 事業には当院の看護の質をベンチマーク的に評価したいと考え、2014 年度から参加しました。
DiNQL 導入当初は、データ集計に追われ結果を見る事がない状況でした。しかし、現在は、病棟師長が同規模・同機能を有する他病院・病棟に絞ったベンチマーク比較や院内の病棟間比較により自部署の強み・弱みを確認しています。また、自部署のデータを、構造・過程・結果に整理された「かんたんダッシュボード」や「時系列推移」などを用いて分析し問題・課題の明確化を図り看護管理に活かしています。
2019 年の「働き方改革関連法」施行時においては、「働き方改革」促進のため、看護部全体で「労働」の視点でデータ分析し課題の明確化を図り、超過勤務時間や夜勤などに伴う過酷な労働環境の改善活動を行いました。
さらに、昨年度からは、クリニカルラダー研修プログラムに「DiNQL データの活用」を組み込み、部署スタッフがデータを用いて看護の質向上のための改善活動を行っています。
今後もデータを有効活用し、PDCA サイクルを回しながら看護の質向上へとつなげていきたいと思います。