日本地球惑星科学連合2014年大会

セッション情報

口頭発表

セッション記号 P (宇宙惑星科学) » P-PS 惑星科学

[P-PS25_2AM1] 隕石解剖学: 太陽系物質の総合的理解に向けて

2014年5月2日(金) 09:00 〜 10:45 213 (2F)

コンビーナ:*瀬戸 雄介(神戸大学大学院理学研究科)、臼井 寛裕(東京工業大学地球惑星科学科)、伊藤 正一(京都大学大学院理学研究科)、薮田 ひかる(大阪大学大学院理学研究科宇宙地球科学専攻)、三浦 均(名古屋市立大学大学院システム自然科学研究科)、座長:臼井 寛裕(東京工業大学地球惑星科学科)、伊藤 正一(京都大学大学院理学研究科)

物質分析科学による「微視的な視点」によって、初期太陽系における物質進化の理解は近年飛躍的に高まっており、サンプルリターン探査においても重要な役割を果たしている。本セッションでは、物質の「相互作用」が太陽系形成を担った事実に着目し、初期太陽系の情報を保存する始原的物質(コンドライト隕石や惑星間塵、サンプルリターン試料)の鉱物・有機物・水・希ガス・微量元素分析を通して明らかになった知見を総合理解することを目指す。特に、分析手法開発研究(化学、理論、物性)や学生の萌芽的研究を歓迎し、将来の太陽系、惑星系形成研究の新開拓につなげたい。