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[ACG06-P05] NICTのGPM/DPR 地上校正および検証実験について
キーワード:GPM, DPR(二周波降水レーダ), ビーム一致度, 地上検証, PANDA (Phased Array radar Network DAta system), COBRA
GPMの主衛星の打ち上げは、2014年2月28日に予定されている。主衛星には、JAXA(宇宙航空研究開発機構)とNICT(情報通信研究機構)が開発した13.6GHz帯(KuPR)と35.5GHz帯(KaPR)の二周波降水レーダが搭載されている。NICTは、NICT小金井において主に、2台のレーダのビーム一致度の評価を目的にした校正実験を予定している。またNICT神戸(未来ICT研究所)とNICT沖縄(沖縄電磁波技術センター)の2箇所で地上検証実験を計画しておりる。現在開発中のX帯フェイズドアレーレーダ(PANDA:PANDA: Phased Array radar Network DAta system)は、短時間での体積観測が可能で二周波降水レーダの観測体積を一致させたレーダ反射因子の厳密な比較・評価を実施する。NICT沖縄のC帯偏波降雨レーダ(COBRA)の偏波情報を用いたレベル2アルゴリズムで用いられている雨滴粒径分布パラメータや融解層行動の検証などを行う。さらに、地上設置の2次元ビデオディスドロメータ(2DVD)、衝撃型ディスドロメータ(Joss-type Disdrometer)、レーザ雨滴計(Parsivel)を用いた k-Z 関係の評価についても引き続き実施する。