日本地球惑星科学連合2014年大会

講演情報

インターナショナルセッション(ポスター発表)

セッション記号 A (大気海洋・環境科学) » A-CG 大気海洋・環境科学複合領域・一般

[A-CG06_29PO1] Satellite Earth Environment Observation

2014年4月29日(火) 18:15 〜 19:30 3階ポスター会場 (3F)

コンビーナ:*沖 理子(宇宙航空研究開発機構)、本多 嘉明(千葉大学 環境リモートセンシング研究センター)、奈佐原 顕郎(筑波大学生命環境系)、中島 孝(東海大学情報デザイン工学部情報システム学科)、沖 大幹(東京大学生産技術研究所)、横田 達也(国立環境研究所 地球環境研究センター)、高薮 縁(東京大学大気海洋研究所)、村上 浩(宇宙航空研究開発機構地球観測研究センター)、岡本 創(九州大学 応用力学研究所)

18:15 〜 19:30

[ACG06-P05] NICTのGPM/DPR 地上校正および検証実験について

*中川 勝広1花土 弘1川村 誠治1岩井 宏徳1高橋 暢宏1井口 俊夫1 (1.独立行政法人情報通信研究機構)

キーワード:GPM, DPR(二周波降水レーダ), ビーム一致度, 地上検証, PANDA (Phased Array radar Network DAta system), COBRA

GPMの主衛星の打ち上げは、2014年2月28日に予定されている。主衛星には、JAXA(宇宙航空研究開発機構)とNICT(情報通信研究機構)が開発した13.6GHz帯(KuPR)と35.5GHz帯(KaPR)の二周波降水レーダが搭載されている。NICTは、NICT小金井において主に、2台のレーダのビーム一致度の評価を目的にした校正実験を予定している。またNICT神戸(未来ICT研究所)とNICT沖縄(沖縄電磁波技術センター)の2箇所で地上検証実験を計画しておりる。現在開発中のX帯フェイズドアレーレーダ(PANDA:PANDA: Phased Array radar Network DAta system)は、短時間での体積観測が可能で二周波降水レーダの観測体積を一致させたレーダ反射因子の厳密な比較・評価を実施する。NICT沖縄のC帯偏波降雨レーダ(COBRA)の偏波情報を用いたレベル2アルゴリズムで用いられている雨滴粒径分布パラメータや融解層行動の検証などを行う。さらに、地上設置の2次元ビデオディスドロメータ(2DVD)、衝撃型ディスドロメータ(Joss-type Disdrometer)、レーザ雨滴計(Parsivel)を用いた k-Z 関係の評価についても引き続き実施する。