日本地球惑星科学連合2014年大会

講演情報

口頭発表

セッション記号 A (大気海洋・環境科学) » A-CG 大気海洋・環境科学複合領域・一般

[A-CG36_30AM2] 北極域の科学

2014年4月30日(水) 11:00 〜 12:45 311 (3F)

コンビーナ:*齊藤 誠一(北海道大学大学院水産科学研究院)、猪上 淳(国立極地研究所)、原田 尚美((独)海洋研究開発機構)、鈴木 力英(海洋研究開発機構 地球環境変動領域)、座長:原田 尚美((独)海洋研究開発機構)

12:30 〜 12:45

[ACG36-28] 北極環境研究推進に関する最近の動向

*榎本 浩之1大畑 哲夫2 (1.国立極地研究所、2.海洋研究開発機構)

キーワード:北極, 環境研究, 研究動向

北極研究について国内外で様々な取り組みが行われている。GRENE北極気候変動プロジェクトは5年計画の4年目に入り、研究成果のとりまとめが望まれている。また国内ではJCARによる長期構想検討が進められている。また、国際的には4月にASSWが開かれ、来年は儲億研究提案にもかかわるICARP-IIIとあわせてASSWが日本で開かれる予定である。また、近年、北極に関する国際検討会も新しいものが生まれ、頻繁に開かれるようになっている。また、米国、カナダ、ノルウェー、ドイツ、ロシアなどとの2国間の協力推進についても多くの話し合いがもたれれている。一方、北極圏にとどまらずグローバル気候研究の一端としてGCWやCliC、Future Earthなど、WCRPを継承する活動も進められている。本発表では、急速に変化する北極の環境に対応して、急速に拡大・加速している研究コミュニティの動きについて紹介する。