日本地球惑星科学連合2014年大会

講演情報

インターナショナルセッション(口頭発表)

セッション記号 P (宇宙惑星科学) » P-EM 太陽地球系科学・宇宙電磁気学・宇宙環境

[P-EM10_29PM1] Wave, Turbulence, Reconnection, and Energetic Particles in Solar, Space and Laboratory

2014年4月29日(火) 14:15 〜 16:00 414 (4F)

コンビーナ:*Yan Huirong(Kavli Institute of Astronomy & Astrophysics)、Takeru Suzuki(Department of Physics, School of Science, Nagoya University)、Alex Lazarian(University of Wisconsin-Madison)、座長:Yan Huirong(Kavli Institute of Astronomy & Astrophysics)

15:30 〜 15:45

[PEM10-05] 活動的な太陽型星の恒星風における、波反射による降着相の出現

*鈴木 建1寺西 恭雅1 (1.名古屋大学)

キーワード:波, 磁気流体, 恒星風, 降着

活動的な太陽型恒星における恒星風駆動の磁気流体数値シミュレーション(Suzuki et al.2013)において、非定常的な降着が引き起こされる現象が見られている。本研究では、この降着現象を引き起こすメカニズムを詳細に解析した結果を紹介する。密度ムラに捕捉されたアルフベン波による密度ムラの自己増幅により、波の反射が引き起こされ、外向きに流れ出ていた恒星風が内向きに逆流し、長時間の降着相が出現していることが判明した。