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[STT60-01] ハイパフォーマンスコンピューティングが拓く固体地球科学の未来:導入
キーワード:HPC, 防災・減災
日本におけるハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)は,従来ハードウェア主体で計画が進められてきたが,次世代HPC開発では,今後10~20年程度の期間で解決すべき社会的・科学的課題への貢献に主眼をおいた議論が,関連各分野で進められてきた.平成26年度からは概念設計が始まるため,ますますこうした議論が重要になっている.本セッションは,固体地球科学分野において,これまで議論されてきたHPCの活用が貢献するであろう社会的・科学的課題や課題解決に向けた方向性を共有し,議論を深めることを目的としている.この導入では,将来の HPCI システムのあり方調査研究で平成25年度一杯でまとめられた「計算科学ロードマップ白書」を,講演予定の内容とのつながりを含めて紹介し,議論の出発点とする.