日本地球惑星科学連合2014年大会

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[U-03_1PM1] 日本地球惑星科学連合ジャーナルPEPSと学術出版の将来

2014年5月1日(木) 14:15 〜 16:00 メインホール (1F)

コンビーナ:*川幡 穂高(東京大学 大気海洋研究所)、津田 敏隆(京都大学生存圏研究所)、小田 啓邦(産業技術総合研究所地質情報研究部門)、座長:川幡 穂高(東京大学 大気海洋研究所)、小田 啓邦(産業技術総合研究所地質情報研究部門)

15:30 〜 15:40

[U03-05] 欧文学術誌「Earth Planets and Space」の刷新と今後の展望

*小田 啓邦1小川 康雄2 (1.産業技術総合研究所、2.東京工業大学)

キーワード:Earth, Planets and Space, オープンアクセス, 研究成果公開促進費, ビジネスモデル転換, 学術出版社, 学術情報発信

欧文学術誌Earth, Planets and Space(EPS誌)は地球電磁気・地球惑星圏学会,日本地震学会,日本火山学会,日本測地学会,日本惑星科学会の5学会によって共同出版されている地球惑星科学分野のジャーナルである。EPS誌はJournal of Geomagnetism and GeoelectricityおよびJournal of Physics of the Earthの2誌の後継誌として1998年に創刊された。EPS誌では5学会のカバーする地球電磁気学・超高層学・宇宙科学・地震学・火山学・測地学・惑星科学を中心とした論文の投稿を受け付けている。EPS誌は平成25年度の研究成果公開促進費「国際情報発信力強化」で5年間の出版事業計画が採択され、2014年1月から全ての論文のオープンアクセス出版が実現した。今後の方針として、EPS誌は国際情報発信力を高めながらLetterを重点化し、2016年1月から日本地球惑星科学連合と共同で出版を行う予定である。発表では、平成25年度に行われた出版社変更とオープンアクセスへのビジネスモデル転換を中心とした事業内容の紹介を行うと共に、今後の展望について紹介させていただく。