[U-03] 日本地球惑星科学連合と学術出版の将来

[U03-01] PEPSのさらなる発展に向けて

*津田 敏隆¹ (1.京都大学生存圏研究所)

キーワード：電子ジャーナル, オールンアクセス, PEPS

JpGU は公益事法人として、連合大会開催と並ぶ重要な事業としてジャーナル発行を位置付けています。３年余りにわたる具体的な検討を踏まえて、2014年4月にJPGU独自のオープンアクセス電子ジャーナルとして“Progress in Earth and Planetary Science”を発行致しました。同時に、JSPS の研究成果公開促進費「国際情報発信強化」の予算が、2013 年度から5 ヶ年にわたり措置されることになりました。JpGU はPEPSの「ジャーナル編集委員会」を設置するとともに、「ジャーナル企画経営委員会」を構成し出版事業の全体（方針、企画、財政など）に関する長期的な戦略を検討しています。JpGUに参加する学協会の多くが出版事業を行っている状況を踏まえて、地球惑星科学の学界全体の情報発信力の強化に向けた方策を検討しています。JpGU会員の財産として新ジャーナル「Progress in Earth and Planetary Science」を育てていきたいと考えていますので、将来の発展に向けて皆様のご理解とご支援をお願い申しあげます。