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[MGI36-07] 超高層物理学におけるオープンサイエンス時代の学術情報基盤の検討
キーワード:オープンサイエンス, 超高層物理学, オープンデータ, メタデータ, 識別子, データ中心科学
超高層物理学の地上観測データの多くは、特別な制約無しに自由にデータを取得、利用可能である。公開データの検索性向上の為のメタデータ・データベースと、利便性向上の為のデータ解析ソフトウェア等の学際的研究基盤が、2009年度から日本のIUGONETプロジェクトによって構築されてきた(データ層内の連携、データ層-導出データ層の連携)。他方で、IUGONETプロジェクト内の旧World Data Center参加機関によって、データセットへのDOI付与を推進する活動が進行中である(データ層-文献層の連携)。本発表では、超高層物理学をテストベッドとして扱い、データから文献までを包含した学術情報基盤の構成すべき要素を指摘する。