18:15 〜 19:30
[ACG33-P03] 駿河湾沿岸域の海底湧出地下水の評価に向けた地化学調査
キーワード:海底地下水湧出, 駿河湾, 地化学トレーサー
海底地下水湧出(SGD)は陸域から海域への重要な物質輸送経路と考えられており、沿岸域での普遍的な現象であると想定されている。本研究の対象地域である駿河湾は富士山南麓地域に接しており、透水性の良い溶岩流が堆積し活発な地下水流動が存在している。そのため、沿岸域において多量の地下水湧出が生じる可能性がある。
本地域では、海底地下水湧出の空間分布を把握するために、マルチビームソナー、サイドスキャンソナー、サブボトムプロファイラーなどの物理探査を行っている。本研究では、ラドンやラジウムなど地化学トレーサーを用いて、この地域の海底地下水湧出の評価を試みた。発表では、駿河湾におけるこれらのトレーサーの空間分布図と海底地下水湧出との関係について議論する。
本地域では、海底地下水湧出の空間分布を把握するために、マルチビームソナー、サイドスキャンソナー、サブボトムプロファイラーなどの物理探査を行っている。本研究では、ラドンやラジウムなど地化学トレーサーを用いて、この地域の海底地下水湧出の評価を試みた。発表では、駿河湾におけるこれらのトレーサーの空間分布図と海底地下水湧出との関係について議論する。