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[PPS01-18] ひさき衛星の観測1年間のまとめ、今後
キーワード:ひさき, 極端紫外光, 惑星大気光, 太陽系惑星
EUV分光器(EXCEED)を搭載したスプリント衛星A(ひさき)はイプシロンロケットで2013年9月に打ち上げられ、観測を開始しました。 現在も、地球の周回(954.05km×1156.87km、周期104分)を飛翔しています。この1年の間に太陽系惑星の水星、金星、(地球)、火星、木星と土星を一通り、観測した。EUV波長域に1cm2以上の有効面積を持ち、520-1480Aの波長範囲でよく較正されています。
この測器を用いて、木星を約3ヶ月間にわたり連続的に観測した。
その結果、イオプラズマトーラスとオーロラの双方に起こる突発的な増光のイベントから高エネルギー粒子の内部磁気圏への流入を確認した。
また金星の観測からは、一酸化炭素のFourth Positiveバンドと窒素分子の輝線をはじめて同定することができた。水星、火星、土星も含め、1年間の観察の概要を紹介します。
この測器を用いて、木星を約3ヶ月間にわたり連続的に観測した。
その結果、イオプラズマトーラスとオーロラの双方に起こる突発的な増光のイベントから高エネルギー粒子の内部磁気圏への流入を確認した。
また金星の観測からは、一酸化炭素のFourth Positiveバンドと窒素分子の輝線をはじめて同定することができた。水星、火星、土星も含め、1年間の観察の概要を紹介します。