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[HCG28-04] 生物種の選抜と閉鎖生態系モデルの作成
キーワード:閉鎖生態系、生命維持システム、生物種選抜、陸棲藍藻、樹木
人工に閉鎖生態系の作出を試みるとき、限られた種数の生物を介して行われることが求められる。このとき、生物の代謝活動や環境応答および生物間相互作用は、種により差異や個体差が生じるため、導入する生物種を選抜し、研究を蓄積することが非常に重要である。本発表は、二酸化炭素の吸収や酸素の供給に加え、食資源ともなり得る陸棲藍藻や、さらに生薬や建材としての利用も可能な樹木を例に、種選抜の重要性を論じる。また、これら生物種を組み合わせて閉鎖生態系モデルを構築するために、生態工学会に所属する学生が中心となって行っている取り組みについて紹介する。