日本地球惑星科学連合2016年大会

講演情報

ポスター発表

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[O-02] 高校生によるポスター発表

2016年5月22日(日) 13:45 〜 15:15 ポスター会場 (国際展示場 6ホール)

コンビーナ:*原 辰彦(建築研究所国際地震工学センター)、久利 美和(東北大学災害科学国際研究所)、紺屋 恵子(海洋研究開発機構 地球環境変動領域)、成瀬 元(京都大学大学院理学研究科)、山田 耕(早稲田大学政治経済学術院)

13:45 〜 15:15

[O02-P29] 多色トランジット観測による系外惑星の半径算出

*山中 夏樹1、*飯田 栞大1、*石田 真幸1、*牛之濱 俊希1 (1.奈良県立青翔高等学校)

キーワード:系外惑星、トランジット、多色測光観測

昨年度、本校の系外惑星研究グループが、系外惑星をもつと考えられている2つの恒星についてトランジット法による観測を行い、それぞれの系外惑星の半径を推定したところ、いずれも文献値The Extrasolar Planets Encyclopaedia よりも1~2割程度大きな値となった。我々は、この原因が系外惑星の大気にあるのではないかと考え、B・V・Rc・Icの4種類のフィルターを用いて多色測光によるトランジット観測を行った。その結果、短波長のフィルターを使用する方が、かえって系外惑星の半径が大きく算出され、これは系外惑星の大気による散乱が一因であると考えた。