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[SSS31-22] 断層の活動性評価手法の構築に向けた調査・研究(郷村断層帯・山田断層帯における各種調査の実施と適用性および課題の整理)
キーワード:活断層評価、地形地質調査、物理探査、ボーリング調査、郷村断層帯、山田断層帯
活断層の活動性評価を行う上で、上載地層法による活動時期の特定が困難な場合、活断層を評価する手法が確立されておらず、その確立は課題となっている。本事業では平成27年度に原子力規制庁からの委託を受け、1927年の北丹後地震によって活動した郷村断層帯とその南部に位置する山田断層帯において、地形地質調査、活断層周辺の三次元地質構造(各種物理探査)の解析、ボーリング調査、断層内物質資料を用いた分析等を行い、活断層の評価手法に関する適用条件等を整理し、総合的な活断層の評価手法の確立を目指した。これらの成果について報告する。