[S-TT54] 合成開口レーダー

[STT54-12] PALSAR-2 SCANSAR-INSARについて
- Full Aperture 処理とSpecan処理の比較 -

★招待講演

*島田 政信¹ (1.東京電機大学　理工学部　理工学科　建築・都市環境学系)

キーワード：合成開口レーダ、ScanSAR干渉

PALSAR-2のScanSARは広範囲に観測画像を取得できる機能を持っており、振幅画像を用いた応用解析や干渉SARへの解析に多くの応用事例を見ることができる。PALSAR-2のScanSARは他のモード同様に、PALSARに比べて、１）SNRが高いこと、２）分解能が高いことが挙げられる。さらに、衛生運用に関して言えば、３）ビーム同期の精度を向上させており、４）軌道保持制度の向上と相まって、干渉性の向上につながっている。ScanSAR-InSARに関しては、１）Specan手法と２）Full aperture方式の画像化があり、本研究では、両方法の利害得失を整理する。合わせて、本SARはDual Beamを用いて広い観測幅の維持と低アンビギュイティを実現している。アンビギュイティの実現方法を合わせて確認する。