Introduction (13:45 〜 13:50)
セッション情報
[JJ] 口頭発表
セッション記号 A (大気水圏科学) » A-CG 大気水圏科学複合領域・一般
[A-CG43] 沿岸海洋生態系──2.サンゴ礁・藻場・マングローブ
2018年5月24日(木) 13:45 〜 15:15 201B (幕張メッセ国際会議場 2F)
コンビーナ:宮島 利宏(東京大学 大気海洋研究所 海洋地球システム研究系 生元素動態分野)、梅澤 有(東京農工大学)、渡邉 敦(東京工業大学 環境・社会理工学院、共同)、樋口 富彦(東京大学大気海洋研究所)、座長:宮島 利宏(東京大学)、梅澤 有(東京農工大学)
沿岸海洋生態系はその占有面積に比して高度で多様な生態系サービスを提供し、人間生活に恩恵をもたらす一方、相接する陸域・外洋域・大気圏と密接な連関を有し、人間活動からの影響を強く受ける複雑な開放系である。本セッションは、連携する「沿岸海洋生態系─1.水循環と陸海相互作用」とともに、相互作用系としての沿岸海洋生態系研究の最前線について研究分野の枠を越えて討議する場を提供する。
本セッションではサンゴ礁・アマモ場・大型藻類群落・マングローブを中心とする浅海域生態系を取り扱う。これらは高度な基礎生産・物質循環・生物多様性で特徴づけられる場であるが、海洋資源に対する高い需要や陸域の開発に伴う環境改変圧力にさらされており、生態系機能の包括的理解・評価と維持再生技術の創成が求められている。本セッションは、温帯~熱帯浅海域の生態学・地球化学等の研究者が中心となって最新の研究成果を共有すると同時に、新たな研究構想や保全管理策の立案に資することを目的とする。特に生態系機能、物質循環、コネクティビティ、環境変動応答、生態系サービス、広域比較・長期変動等をキーワードとする事例研究、モデル研究の発表を歓迎する。
13:50 〜 14:10
*古川 恵太1,2 (1.公益財団法人笹川平和財団海洋政策研究所、2.横浜国立大学統合的海洋教育・研究センター)
14:10 〜 14:30
*大西 健夫1、吉竹 晋平2、友常 満利3、近藤 美由紀6、藤嶽 暢英4、木田 森丸4、金城 和俊5、大塚 俊之2 (1.岐阜大学応用生物科学部、2.岐阜大学流域圏科学研究センター、3.早稲田大学教育・総合科学学術院、4.神戸大学大学院農学研究科、5.琉球大学農学部、6.国立環境研究所)
14:30 〜 14:45
*中村 隆志1、吉開 仁哉1、安岡 潤1、Sahadev Sharma2、江川 遼平1、森 尚大1、出浦 孝之1、諏訪 錬平3、灘岡 和夫1 (1.東京工業大学、2.University of Hawaii、3.森林総合研究所)
14:45 〜 15:00
*渡邉 敦1、宮島 利宏2、McGlone Maria Lourdes S.D.3、Orizar Iris3、吉開 仁哉1、灘岡 和夫1 (1.東京工業大学 環境・社会理工学院、2.東京大学 大気海洋研究所、3.フィリピン大学ディリマン校MSI)
15:00 〜 15:15
*渡辺 謙太1、清家 弘治2、梶原 瑠美子3、所 立樹1、田多 一史1、門谷 茂4、桑江 朝比呂1 (1.港湾空港技術研究所、2.産業技術総合研究所・地質調査総合センター、3.寒地土木研究所、4.北海道大学)