日本地球惑星科学連合2018年大会

セッション情報

[EE] 口頭発表

セッション記号 A (大気水圏科学) » A-OS 海洋科学・海洋環境

[A-OS08] 季節から十年規模の気候変動と予測可能性

2018年5月20日(日) 15:30 〜 17:00 301B (幕張メッセ国際会議場 3F)

コンビーナ:望月 崇(国立研究開発法人海洋研究開発機構)、V Ramaswamy(NOAA GFDL)、森岡 優志(海洋研究開発機構)、座長:V Ramaswamy(NOAA GFDL)、望月 崇(海洋研究開発機構)

季節から十年規模の気候変動には、大気、陸地、海洋、海氷など個々の物理過程とともに複雑な相互作用が関わっている。その変動の理解と予測は、世界気候研究計画(WCRP)におけるGrand Challengesの一つであり、次期結合モデル相互比較計画(CMIP6)の一部を構成するとともに、将来的な現業化を目指す国際的な取り組みに欠かせない。最近では、予測のための初期値化や人為強制の評価に加えて、対流圏成層圏結合や大気海洋海氷相互作用、全球的な遠隔影響など、変動物理に関する新たな話題も注目されている。気候モデリングと観測の両面から幅広く研究成果を集め、変動物理の理解や予測につながる知見を蓄積して課題を明らかにする。

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