日本地球惑星科学連合2018年大会

セッション情報

[EE] Eveningポスター発表

セッション記号 A (大気水圏科学) » A-AS 大気科学・気象学・大気環境

[A-AS03] 最新の大気科学:台風研究の新展開~過去・現在・未来

2018年5月23日(水) 17:15 〜 18:30 ポスター会場 (幕張メッセ国際展示場 7ホール)

コンビーナ:中野 満寿男(海洋研究開発機構)、和田 章義(気象研究所台風研究部)、金田 幸恵(名古屋大学宇宙地球環境研究所、共同)、伊藤 耕介(琉球大学)

台風は大雨・暴風・高潮・高波をもたらし、しばしば大きな災害を引き起こす。したがって台風進路・強度・降水に関わる現象の理解や予測の高度化は地球惑星科学上の重要な課題である。特に2017年は台風18号(Talim)が1951年以降で初めて日本列島主要4島に上陸したほか、台風5号(Noru)の進路は特徴的であった。また北大西洋ではハリケーンHarvey、Irma、Mariaが猛威を振るった。
また、気候変動に伴う台風の強度や発生数の変化についても、データレスキューやデータ解析、大規模シミュレーションによって研究が進められている。航空機観測プロジェクトやひまわり8・9号、ドローンなどの新しい観測機器と高速計算機など科学技術の進展により、メカニズムの理解と数値予報に関する研究が新たな展開を見せ始めている。本セッションでは、台風に関わる幅広いトピックについて発表を募集し、今後の台風研究の方向性を探る。

*Paul Prikryl1,2Takumi Tsukijihara3Robert Bruntz4Vojto Rušin5 (1.Physics Department, University of New Brunswick、2.Geomagnetic Laboratory, Natural Resources Canada、3.Department of Earth and Planetary Sciences, Kyushu University、4.Johns Hopkins University Applied Physics Laboratory、5.Astronomical Institute, Slovak Academy of Sciences)

×

認証

×

要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン