日本地球惑星科学連合2018年大会

セッション情報

[EJ] ポスター発表

セッション記号 H (地球人間圏科学) » H-CG 地球人間圏科学複合領域・一般

[H-CG26] 福島第一原子力発電事故後の地域復興で科学者が今後取り組むこと

2018年5月22日(火) 10:45 〜 12:15 ポスター会場 (幕張メッセ国際展示場 7ホール)

コンビーナ:西村 拓(東京大学大学院農学生命科学研究科生物・環境工学専攻)、溝口 勝(東京大学大学院農学生命科学研究科)、登尾 浩助

福島第一原子力発電所の事故から7年が経過した。福島県内の多くの避難区域では避難指示が解除され、帰村が始まり、農産物の出荷制限も減ってきた.一時的に福島の問題に取り組んでいた研究者も元のテーマに戻り始めている。一方で,除染後の農地を生産農地として復活させるための生活に近いテーマから,動態の不明なセシウムポールの検出するための純粋な理学的な課題まで,まだまだ科学者が取り組むべきテーマは多い。農村計画分野でも事例研究を超えた「論」構築しても良い時期に来ているように思う.本セッションでは,除染後の農業生産再開の可能性や地域コミュニティの復活等、人間の生活に近いスケールで自然と人間圏に双方に関わる複合的な課題に関する土壌科学,水文学,農学,社会科学等からの発表を広く期待する。

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