[AHW25-P04] 阿蘇火山から浅層地下水系を通して放出されるマグマ起源物質量
キーワード:阿蘇、マグマ起源揮発性物質放出量、河川調査
阿蘇火山から浅層地下水系を通して放出されるマグマ起源物質量を調査するため、阿蘇カルデラ内外の河川調査を行っている。
昨年度の調査から、カルデラ内では浅層地下水系にマグマ起源のSが66ton/day (160kg/day/km2)、Clが30ton/day (70kg/day/km2)、で供給されていること、またこの量は、火山ガスとして阿蘇中岳から放出されるS:215ton/day 、Cl:16ton/dayと比較して同規模であることがわかった。
今年度は、阿蘇火山外輪山周辺(緑川、菊池川、筑後川、大野川および五ヶ瀬川)において河川調査を行なった。各河川を流れるSとClの量は、3-11kg S/day/km2、および4-40 kg Cl/day/km2であった。
本研究は平成29年度原子力施設等防災対策等委託費(火山影響評価に係る技術的知見の整備)の成果の一部である。
昨年度の調査から、カルデラ内では浅層地下水系にマグマ起源のSが66ton/day (160kg/day/km2)、Clが30ton/day (70kg/day/km2)、で供給されていること、またこの量は、火山ガスとして阿蘇中岳から放出されるS:215ton/day 、Cl:16ton/dayと比較して同規模であることがわかった。
今年度は、阿蘇火山外輪山周辺(緑川、菊池川、筑後川、大野川および五ヶ瀬川)において河川調査を行なった。各河川を流れるSとClの量は、3-11kg S/day/km2、および4-40 kg Cl/day/km2であった。
本研究は平成29年度原子力施設等防災対策等委託費(火山影響評価に係る技術的知見の整備)の成果の一部である。