日本地球惑星科学連合2018年大会

講演情報

[EE] ポスター発表

セッション記号 H (地球人間圏科学) » H-DS 防災地球科学

[H-DS07] 地すべりおよび関連現象

2018年5月22日(火) 13:45 〜 15:15 ポスター会場 (幕張メッセ国際展示場 7ホール)

コンビーナ:千木良 雅弘(京都大学防災研究所)、王 功輝(京都大学防災研究所)、今泉 文寿(静岡大学農学部)

[HDS07-P04] PALSAR-2データによる干渉画像を用いた中国・珉江流域の地すべり性地表変動の抽出

*佐藤 浩1千木良 雅弘2 (1.日本大学文理学部、2.京都大学防災研究所)

キーワード:PALSAR-2、地すべり、予兆現象

2017年6月24日、中国・四川省珉江流域の新磨村で1,000万m2オーダーの地すべりが生じ、100人以上が犠牲となった。Sentinel-1データのPSInSARを用いた先行研究によって、この地すべりの前兆が捉えられているが、その後の変化については明らかになっていない。本研究では、ALOS-2/PALSAR-2データについて、2017年12月7日、2018年1月4日、2月1日に観測されたものを用い、従来のInSAR画像を生成して、新磨村とその周辺の地すべり性地表変動を抽出した。その結果について報告する。なお、本研究ではJAXA土砂ワーキンググループおよび東京大学地震研究所特定研究の枠組みを通じてJAXAから提供されたPALSAR-2データを用いた。