日本地球惑星科学連合2018年大会

講演情報

[JJ] ポスター発表

セッション記号 O (パブリック) » パブリック

[O-02] 高校生によるポスター発表

2018年5月20日(日) 13:45 〜 15:15 ポスター会場 (幕張メッセ国際展示場 7ホール)

[O02-P09] 月食で見られるターコイズフリンジの研究

*山口 龍星1、*猩々 智子1、*萩原 琴音1 (1.鹿児島玉龍高校サイエンス部天文班)

キーワード:ターコイズフリンジ、オゾン層、カメラのフィルム構造

2014年10月8日,2015年4月4日,2017年8月8日,2018年1月31日の月食観測から,ターコイズフリンジの研究を行った。ターコイズフリンジは成層圏オゾンの影響を受け,その量によって色が変化することが分かっている。その理由が,オゾン層におけるチャピウス帯の吸収によるものだと判明した。また,ターコイズフリンジがデジタルカメラでしか写らない理由を考察したところ,カメラのフィルム構造の違いによるものだということが分かった。今後は定期的にISSを観測し,成層圏オゾンとターコイズフリンジとの関連性を調べていく。