日本地球惑星科学連合2018年大会

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[JJ] ポスター発表

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[O-06] ジオパークがつなぐ地球科学と社会 ー10年の成果と課題ー

2018年5月20日(日) 10:45 〜 12:15 ポスター会場 (幕張メッセ国際展示場 7ホール)

コンビーナ:松原 典孝(兵庫県立大学大学院 地域資源マネジメント研究科)、市橋 弥生(佐渡市教育委員会)、小原 北士(Mine秋吉台ジオパーク推進協議会、共同)、大野 希一(島原半島ジオパーク協議会事務局)

[O06-P07] 下北ジオパークにおける学校教育の取り組み
—地域学習とジオパーク—

*石川 智1小池 拓矢1 (1.下北ジオパーク推進協議会)

キーワード:下北ジオパーク、学校教育、地域学習

下北ジオパークでは、地域内の小中学校に、平成30年度からジオパークを取り入れた学習を行ってもらうための活動を行ってきた。まず、小学3年生から中学3年生までを主な対象とした学習用テキスト「下北ジオパーク 気軽に学(まな)ブック」を作成し、すべての小中学校に配布した。内容は推進協議会内の教育に携わるグループで検討し、ジオサイトに持っていったときにも使いやすいものとした。
また、今年の2月には下北ジオパークとしては春の学習発表会も開催し、各学校で行われている総合学習や地域学習で学んだ内容を子どもたちに発表してもらった。ジオサイトについて調べたことや修学旅行で下北をPRしたことなど、各地域の学校で特色ある発表が行われた。来場者へのアンケートでは、子どもたちの活動を知ることができた点やジオパークへの理解が深まった点についてよかったなどという感想があった。
以上のように、本発表では、ジオパークを活用した学校教育への取り組みについて紹介する。