[PCG21-P12] 金沢大学衛星(超小型衛星)初号機の開発
キーワード:金沢大学、超小型衛星、重力波、X線
金沢大学では、工学系、理学系の研究者が協力して「金沢大学衛星プロジェクト (Kanazawa-SAT3: Study and Training in Space Science and Technology for Kanzawa Cube-Satellites)」を推進している.
本プロジェクトでは、金沢大学衛星初号機の開発が進められている.本衛星は、天体の衝突により重力波が発生する際、同時に放射されるガンマ線やX線の到来方向を検出することで重力波の発生源を同定し、重力波発生のメカニズム解明に貢献することを目的とした科学衛星であり、高度660キロ程度の太陽同期軌道への投入を目指している.HII-Aロケットへの相乗りを目指しており、衛星サイズはが1辺 50cm の立方体、総重量が 50kg 以下の超小型衛星である.
また本プロジェクトに関連して、2018年4月に、金沢大学大学院自然科学研究科に宇宙理工学コースが新設される.本コースでは、「学生主体の人工衛星開発」をテーマに掲げ、科学衛星の開発に学生が実際に携わることで、宇宙科学・宇宙工学に精通し、衛星開発スキルを持つ人材の育成を目指している.
金沢大学衛星は現在、熱・構造モデルによる解析がほぼ終了し、フライトモデルの開発に着手している.発表では、本衛星の詳細および開発状況について報告する.
本プロジェクトでは、金沢大学衛星初号機の開発が進められている.本衛星は、天体の衝突により重力波が発生する際、同時に放射されるガンマ線やX線の到来方向を検出することで重力波の発生源を同定し、重力波発生のメカニズム解明に貢献することを目的とした科学衛星であり、高度660キロ程度の太陽同期軌道への投入を目指している.HII-Aロケットへの相乗りを目指しており、衛星サイズはが1辺 50cm の立方体、総重量が 50kg 以下の超小型衛星である.
また本プロジェクトに関連して、2018年4月に、金沢大学大学院自然科学研究科に宇宙理工学コースが新設される.本コースでは、「学生主体の人工衛星開発」をテーマに掲げ、科学衛星の開発に学生が実際に携わることで、宇宙科学・宇宙工学に精通し、衛星開発スキルを持つ人材の育成を目指している.
金沢大学衛星は現在、熱・構造モデルによる解析がほぼ終了し、フライトモデルの開発に着手している.発表では、本衛星の詳細および開発状況について報告する.