*小林 大洋1 (1.海洋研究開発機構)
セッション情報
[J] ポスター発表
セッション記号 A (大気水圏科学) » A-OS 海洋科学・海洋環境
[A-OS20] 全球海洋観測システムによる研究成果と観測システム最適化
2019年5月28日(火) 15:30 〜 17:00 ポスター会場 (幕張メッセ国際展示場 8ホール)
コンビーナ:細田 滋毅(国立研究開発法人海洋研究開発機構)、増田 周平(国立研究開発法人 海洋研究開発機構)、藤井 陽介(気象庁気象研究所)、藤木 徹一(国立研究開発法人 海洋研究開発機構)
Argo計画による全球海洋観測網構築が開始されて約20年が経過した。過去に類を見ない膨大なデータの集積と多数の研究成果により,Argoは海洋観測のBest practiceの一つとして知られている。近年,Argoは2000m深までの物理計測に加え,生物地球化学計測や4000m以深の深海観測へ拡張されつつある。それらデータの解析に基づき多数の科学的成果が得られ,観測システムの新たな活用法も見出されている。一方,Argo観測網を最適化・効率化し,より堅牢な国際的共通基盤とするために,Argo観測網をエンドースしてきたGODAE OceanViewを中心に,観測データのインパクト評価を行う等の努力が続けられている。来年開催されるOceanObs’19でもArgoの発展・拡張・継続,インパクト評価、観測網最適化の提案がなされる予定である。本セッションは,ArgoをはじめGOSHIP,OceanSITESなども含めた全球・海盆規模の観測システムによる研究成果と,次世代に向けた全球海洋観測システムの構築及び活用に関する現状・課題について広く議論することを目的とする。
*細田 滋毅1 (1.国立研究開発法人海洋研究開発機構)
*Tong Wang1、Toshio Suga1,2、Shinya Kouketsu2 (1.Graduate School of Science, Tohoku University、2.Research and Development Center for Global Change, JAMSTEC)
*土井 威志1、Andrea Storto2、Takuya Fukuoka3、Hiroyuki Suganuma4、Katsufumi Sato3 (1.JAMSTEC、2.CMRE、3.東京大学、4.ELNA)
*鋤柄 千穂1、井上 龍一郎2、長井 健容1、Andrea Fassbender3、Yuichiro Takeshita3、Stuart Bishop4、岡 英太郎5 (1.東京海洋大学、2.海洋研究開発機構、3.モントレー湾水族館研究所、4.ノースカロライナ州立大学、5.東京大学)