セッション情報
[J] ポスター発表
セッション記号 S (固体地球科学) » S-CG 固体地球科学複合領域・一般
[S-CG53] 活断層による環境形成・維持
2019年5月30日(木) 15:30 〜 17:00 ポスター会場 (幕張メッセ国際展示場 8ホール)
コンビーナ:小泉 尚嗣(滋賀県立大学環境科学部)、山野 誠(東京大学地震研究所)、笠谷 貴史(海洋研究開発機構)、濱元 栄起(埼玉県環境科学国際センター)
活断層は,数千年~数万年に1回といったごく低頻度で大地震を起こし周辺の環境を破壊する。他方、大地震(断層運動)を起こさない大部分の期間(平常時)においては、断層運動の蓄積によって形成される独特の地形や水理地質構造等によって,特有の環境(山地・盆地・構造湖・温泉・鉱床等)を形成・維持する。一般に,活断層の存在は,環境破壊要因として認識されるが,平常時における環境形成・維持要因としての活断層についても理解を深める必要がある。本セッションでは,環境の形成・維持要因としての活断層の役割やその調査方法等についての幅広い話題を歓迎する。
*後藤 忠徳1、小路 久稔1、川口 草太1、山口 覚2、山中 裕斗2、古川 大悟2、相澤 広記3 (1.京都大学大学院工学研究科、2.大阪市立大学大学院理学研究科、3.九州大学大学院理学研究院附属地震火山観測研究センター)