[G03-P05] 「校庭で穴掘り隊」と「教室でコア見せ隊」:理科地学領域の学校内での体験授業
キーワード:ボーリングコア、授業、アクティブ ラーニング、地学教育、野外観察授業の代替
小中高等学校の理科地学領域では,観察,観測,調査,巡検などの野外自然体験学習が求められ,その有用性も明らかである.しかし,都市化,時間の制約,安全確保などの問題によって,野外自然体験学習の実施率は低い.そこで,野外自然体験学習の代替となる教育方法・教材として,ボーリングコアの活用を挙げる.研究者が学校に出向いて,さまざまな機材・方法で短いコアを採取する「校庭で穴掘り隊」と,標準ボーリングコアを学校に持ち込み,生徒に観察させる「教室でコア見せ隊」の2つのサービスを始めた.本発表では,いくつかの中学校と高校における授業実践と生徒による評価を報告する.