[HGM04-P04] 地上レーザー測量(TSL)で識別される丘陵谷頭部の微細地形
キーワード:丘陵、谷頭部、微細地形、地上レーザー測量
宮城県大松沢丘陵の谷頭部において、地上レーザー測量(TSL)による精密測量を行い、等高線間隔0.5mの等高線図を作成した。その結果、谷頭部の微地形区分がより精確に行えるようになっただけでなく、従来、必ずしも十分には認識されてこなかった微細地形が容易に認識できるようになった。こうした微細地形の特徴を明らかにすることにより、谷頭部付近のミクロな土砂移動プロセス、炭焼きなどの里山利用に伴う人為的地形改変などが把握できる可能性がある。