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[HCG34-04] 福島県飯舘村における山菜とキノコによる農業再生
キーワード:マツタケ、環境測定、土壌環境
山林斜面に生育する山菜やキノコは、将来的には飯舘村の主要な農産物になる可能性がある。 福島第一原子力発電所からの放射性セシウムの降下物は、周辺の地表土壌を汚染した。 汚染された表層土壌の除去は、最近、農地では完了したが、山菜やキノコが生育する森林では実施されていない。 マツタケは、制御された環境下での栽培事例が無いので、日本では貴重な野生キノコの一つである。 マツタケは、飯舘村で農業を再生するための重要な農産物になり得ると考えた。 マツタケの生育環境条件を知るために、リター層の温度と気温を測定した。環境条件の予備結果を報告する。