日本地球惑星科学連合2019年大会

講演情報

[J] 口頭発表

セッション記号 O (パブリック) » パブリック

[O-06] 激甚化する風水害にどう対応するか

2019年5月26日(日) 13:45 〜 15:15 103 (1F)

コンビーナ:松本 淳(首都大学東京大学院都市環境科学研究科地理環境科学専攻)、高橋 幸弘(北海道大学・大学院理学院・宇宙理学専攻)、和田 章(東京工業大学)、座長:松本 淳(首都大学東京)

14:00 〜 14:15

[O06-02] 台風等の気象災害が海洋生態系に与える影響

★招待講演

*梅澤 有1,2 (1.東京農工大学、2.日本海洋学会 海洋環境問題研究会)

キーワード:沿岸海域、縁辺海、気候変動

日本海洋学会の海洋環境問題研究会は、1973年の設立以降、海洋環境問題に関するナイトセッションや、シンポジウムの開催、また、科学的知見に基づいた提言のとりまとめを行ってきた。

近年、地球温暖化に伴い、集中豪雨の増加等の気象現象の変化が沿岸海域を中心として、海洋生態系に大きな影響を与えてきている。しかしながら、本研究会において、気象災害を海洋環境問題の1つのリスクと捉えた取り組みは、これまで、なされてこなかったのが現状である。本発表では、台風等の気象現象が海洋生態系に与える影響について、既存の研究例をとりまとめて報告し、今後の連携研究に活かされることを期待する。