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[E] 口頭発表
セッション記号 A (大気水圏科学) » A-AS 大気科学・気象学・大気環境
[A-AS06] 台風研究の新展開~過去・現在・未来
コンビーナ:宮本 佳明(慶應義塾大学 環境情報学部)、金田 幸恵(名古屋大学宇宙地球環境研究所)、和田 章義(気象研究所台風・災害気象研究部)、伊藤 耕介(琉球大学)
台風は、それに伴う豪雨・暴風によって、日本をはじめとする多くの国で甚大な被害をもたらす。日本だけで見ても、2018年の平成30年7月豪雨の一部をもたらした台風7号、関西国際空港に被害をもたらした台風24号、2019年9月に関東地方に上陸した台風15号などの台風によって甚大な被害が生じている。台風のエネルギー源である海面の水温が、地球温暖化の進行と共に上昇傾向にあり、今後台風が強化することも考えられる。そのため、台風に関わる台風の強度や構造、進路を決めるメカニズムや、それらパラメータの中長期的な将来予測、さらに台風に関する予報技術の開発など、防災にも資する台風研究は、地球惑星科学の発展においても大きな意味を持つと考える。本セッションでは、台風やハリケーンをはじめとする熱帯低気圧に関わる幅広い話題に関する発表を募集し、今後の台風研究の方向性を探る。
*Sachie Kanada1、Kazuhisa Tsuboki1、Izuru Takayabu2 (1.Nagoya University、2.Meteorological Research Institute)
*Yoshiaki Miyamoto1、Hironori Fudeyasu、Akiyoshi Wada (1.Faculty of Environment and Information Studies, Keio University)
Discussion (12:00 〜 12:15)