*KANOKRAT BUAREAL1、Tomoki Morozumi2、Tomomichi Kato2、Keisuke Ono3 (1.Graduate School of Global Food Resources, Hokkaido University, Sapporo, Japan、2.Research Faculty of Agriculture, Hokkaido University, Sapporo, Japan、3.Institute for Agro-Environmental Sciences, NARO, Tsukuba, Japan)
セッション情報
[J] 口頭発表
セッション記号 A (大気水圏科学) » A-CG 大気海洋・環境科学複合領域・一般
[A-CG54] 陸域生態系の物質循環
コンビーナ:加藤 知道(北海道大学農学研究院)、市井 和仁(千葉大学)、伊勢 武史(京都大学フィールド科学教育研究センター)、寺本 宗正(鳥取大学乾燥地研究センター)
陸域生態系の水・炭素・窒素を初めとする物質循環は、地球の気候に大きな影響を与えている。それらを把握するために、生物量調査、安定同位体比測定、渦相関法・チャンバー法を初めとする地上観測や、リモートセンシング、シミュレーション、メタデータ解析などの様々な手法が開発され、植物バイオマス・温室効果ガスフラックスや、森林火災・大気汚染の生態系への影響などの各種の現象を多角的にとらえる努力がなされている。
たとえば、JapanFluxでは、微量気体(CO2やメタン)と水蒸気のフラックスに関連した観測をベースとしているが、モデラー・リモートセンシングの研究者などとの協働研究も展開している。また、統合的陸域圏研究会では、大気境界層から土壌内わたる物理的・生物的諸過程の理解に向けて、様々な分野の研究者間における情報交換や研究協力関係の構築を行ってきた。
本セッションは、このように分野や手法を特定せず、水・炭素・窒素・その他物質の循環における陸域生態系の役割に関する研究発表を広く歓迎する。なお、本セッションは、昨年度のA-CG39(タイトル同じ)を引き継ぐものである。
*山貫 緋称1、市井 和仁1,2、梁 乃申2、寺本 宗正2、Jiye Zeng2、高木 健太郎3、平野 高司3、Sachinobu Ishida4、Masaaki Naramoto5、Toshiaki Kondo6、kaneyuki Nakane7、高木 正博8 (1.千葉大学環境リモートセンシング研究センター、2.国立研究開発法人 国立環境研究所、3.北海道大学、4.弘前大学、5.静岡大学、6.国立研究開発法人 国際農林水産業研究センター、7.広島大学、8.宮崎大学)
*大久保 晋治郎1、平野 高司1、平田 竜一2、Tang Angela3、Kiew Frankie3、Wenceslaus Joseph3、Aeries Edward3、Melling Lulie3 (1.北海道大学大学院農学研究院、2.国立環境研究所地球環境研究センター、3.サラワク州熱帯泥炭研究所)
[ACG54-11] Methane budget of a temperate forest: the underestimated contribution of understorey vegetation
★Invited Papers
*Daniel EPRON1,2、Caroline PLAIN2 (1.Kyoto University、2.University of Lorraine)