セッション情報
[J] 口頭発表
セッション記号 A (大気水圏科学) » A-CG 大気海洋・環境科学複合領域・一般
[A-CG57] 北極域の科学
コンビーナ:庭野 匡思(気象研究所)、鄭 峻介(北海道大学 北極域研究センター)、中村 哲(北海道大学大学院地球環境科学研究院)、小野 純(東京大学大気海洋研究所)
和文 : 近年の地球温暖化に伴う気候変動が自然界のフィードバックを介して最も顕著に現れるのが、北極圏およびその周極地域である。特に近年顕著な海氷面積の減少、氷河・永久凍土の融解、水産資源の変化、北極圏とその周辺の異常気象などは、社会的な関心も高く、そのプロセスの理解のために気圏―水圏―陸圏の総合的・学際的な研究が進行中である。2007年から継続している本セッション「北極域の科学」では、北極域の温暖化、水循環、生態系、大気上下結合など、北極域で起こっている諸現象を包括的に探求するとともに、先端研究の最新情報を共有して総合的議論を深めることを目的とする。北極研究を取り巻く現状に鑑み、人文・社会科学分野および学際的分野における研究成果の発表も歓迎する。
*安成 哲平1,2,3、Kim Kyu-Myong4、中村 尚5、Choi Nakbin6、Lee Myong-In6、立花 義裕7、松見 豊8、若林 成人9、da Silva Arlindo4 (1.北海道大学 北極域研究センター、2.北海道大学 国際連携研究教育局(GI-CoRE) 北極域研究グローバルステーション、3.北海道大学 広域複合災害研究センター、4.NASA Goddard Space Flight Center、5.東京大学 先端科学技術研究センター、6.Ulsan National Institute of Science and Technology、7.三重大学 生物資源学研究科、8.名古屋大学 宇宙地球環境研究所、9.北海道大学 大学院工学院)
[ACG57-05] Permafrost degradation and potential carbon release after a tundra wildfire in an ice-rich permafrost region of Alaska
★Invited Papers
*Go Iwahana1、Robert Busey1、Reginald Muskett1、Hiroshi Ohno2、Ji-Woong Yang3、Jinho Ahn3、Simon Zwieback4、Franz Meyer4、Masao Uchida5、Kazuyuki Saito6 (1.International Arctic Research Center, University of Alaska Fairbanks、2.Kitami Institute of Technology、3.Seoul National University、4.Geophysical Institute, University of Alaska Fairbanks、5.National Institute for Environment Studies、6.Japan Agency for Marine-Earth Science and Technology)
*柳谷 一輝1、古屋 正人2、岩花 剛3,4、Petr Danilov5、Alexander Fedorov6 (1.北海道大学大学院理学院、2.北海道大学大学院理学研究院地球惑星科学部門、3.アラスカ大学・国際北極圏研究センター、4.北海道大学北極域研究センター、5.北東連邦大学ヤクーツク校、6.メルニコフ凍土研究所)