*村岡 裕由1、竹内 やよい2、山北 剛久3、鹿野 雄一4、永井 信3、Vergara Shile5、Kim Eun-Shik6、矢原 徹一4,7 (1.岐阜大学、2.国立環境研究所、3.海洋研究開発機構、4.九州大学、5.ASEAN Centre for Biodiversity、6.Kookmin University、7.九州オープンユニバーシティ)
セッション情報
[E] ポスター発表
セッション記号 M (領域外・複数領域) » M-GI 地球科学一般・情報地球科学
[M-GI37] GEO-地球観測データの統合による地球科学と社会便益への利用
コンビーナ:村岡 裕由(岐阜大学流域圏科学研究センター)、安藤 健太郎(海洋研究開発機構)、落合 治(宇宙航空研究開発機構)、Shinichi Sobue(Japan Aerospace Exploration Agency)
地震や津波,洪水,干ばつ,環境の劣化や汚染,温暖化を含む気候変動,そして島嶼の損失などは,水資源や食料の安全保障,エネルギー,健康や生態系サービスの劣化などに関して多くの問題を起こしている。このような地球環境の変化に対して人類社会は地球観測によるデータや知見を最大限に有効活用して取り組むことが緊急の課題である。このために2005年に「地球観測に関する政府間会合(GEO)」が発足し,現在では100以上の国と100以上の参画機関から構成されている。我が国を含むアジア地域はオセアニア地域と協力して「アジア・オセアニアGEO」を組織し,持続可能な開発を目指し、水や食料の安全保障,生物多様性,温室効果ガス,海洋と島嶼などに関して衛星やフィールド観測等によるデータ・情報および知見を創出している。このセッションではGEOの活動を広く地球科学コミュニティに紹介し,時空間的に広範かつ多様な地球観測の推進と各種データ・情報の共有による新たな横断的分析・評価がいかに多様な環境課題の解決に応用できるかを議論することを目的とする。
*安藤 健太郎1、Steven Andy2、Muslim Aidy3、Tang Danling4、赤澤 文彦1 (1.海洋研究開発機構、2.オーストラリア連邦科学産業研究機構、3.マレーシアテレンガヌ大学、4.南シナ海海洋研究所)
*市井 和仁1、近藤 雅征1、Patra Prabir2、三枝 信子3、Josep Canadell4 (1.千葉大学、2.海洋研究開発機構、3.国立環境研究所、4.オーストラリア連邦科学産業研究機構)