[MGI40-11] ポスト「京」萌芽的課題から富岳成果創出加速プログラムへ:「宇宙の構造形成と進化から惑星表層環境変動までの統一的描像の構築」
キーワード:大規模数値計算、計算科学
昨年度までの4年間、惑星科学分野でのポスト「京」(現スーパーコンピュータ「富岳」)の有効活用を目的とした「重点課題」「萌芽的課題」の1つとして、いわゆる「計算惑星」プロジェクトを推進してきた。これは4つのサブ課題からなり、それぞれ主に惑星形成、惑星内部・表層のダイナミクスと進化、太陽活動による地球環境変動、原始太陽系における物質進化と生命起源をテーマとするものであった。
富岳のハードウェアはほぼ完成しつつあり、今年度終わりから来年度初めにかけて本格的な共用が開始される。一方、重点および萌芽的課題の後継として、今年度から富岳成果創出加速プログラムが始まり、惑星科学から天体物理、宇宙論までを統合する「宇宙の構造形成と進化から惑星表層環境変動までの統一的描像の構築」の提案が採択された。本講演では、この提案の目標と計画を概観する。
富岳のハードウェアはほぼ完成しつつあり、今年度終わりから来年度初めにかけて本格的な共用が開始される。一方、重点および萌芽的課題の後継として、今年度から富岳成果創出加速プログラムが始まり、惑星科学から天体物理、宇宙論までを統合する「宇宙の構造形成と進化から惑星表層環境変動までの統一的描像の構築」の提案が採択された。本講演では、この提案の目標と計画を概観する。