JpGU-AGU Joint Meeting 2020

講演情報

[J] ポスター発表

セッション記号 O (パブリック) » パブリック

[O-05] 日本のジオパークから日本列島の成り立ちを知る

コンビーナ:松原 典孝(兵庫県立大学大学院 地域資源マネジメント研究科)、市橋 弥生(佐渡ジオパーク推進協議会)、今井 ひろこ(コムサポートオフィス/和歌山大学国際観光学研究センター)、小原 北士(Mine秋吉台ジオパーク推進協議会)

[O05-P17] 佐渡ジオパークにおけるジオサイトの活用状況とその課題

*貞包 健良1 (1.佐渡ジオパーク推進協議会)

キーワード:佐渡島、ジオパーク、ジオツーリズム、ジオサイト、地質遺産

佐渡ジオパークにおいては,サイトの再設定を実施している.島内全体を10 のエリアに分け,島内で実施されている「世界文化遺産」登録活動や「世界農業遺産」などと関係が深いエリアから優先して設定に取り組んでいる.
特にジオサイトの設定においては,地質学的な価値があるだけではなく駐車場やトイレなどの活用環境が整っているものについて「活用ジオサイト」として選抜を行った.この場所は島民や来訪者にとって気軽に佐渡のジオストーリーを知ることが可能な場所である.
ここ1 年間では,活用ジオサイトに対して市民講座や講演会での積極的な周知やモデルコースの作成に取り組んだ.
活用ジオサイトを設定したことで,島内に多数存在するジオサイトの中から優先順位をつけて活動に取り組むことが可能となっている.
本発表においては活用ジオサイトに対する取り組みの詳細や課題を述べる.