JpGU-AGU Joint Meeting 2020

講演情報

[J] ポスター発表

セッション記号 O (パブリック) » パブリック

[O-05] 日本のジオパークから日本列島の成り立ちを知る

コンビーナ:松原 典孝(兵庫県立大学大学院 地域資源マネジメント研究科)、市橋 弥生(佐渡ジオパーク推進協議会)、今井 ひろこ(コムサポートオフィス/和歌山大学国際観光学研究センター)、小原 北士(Mine秋吉台ジオパーク推進協議会)

[O05-P39] 日本ジオパークの現地審査報告書における「生態資源」の評価と傾向

*平田 和彦1,2加藤 雄也1,3中村 真介1藤井 利衣子1森口 夏季1,4 (1.日本ジオパークネットワーク生態学ワーキンググループ、2.千葉県立中央博物館、3.(一社)ノヤマカンパニー、4.土佐清水ジオパーク構想)

キーワード:日本ジオパーク、生態資源、現地審査報告書

地質資源を基軸とするジオパークにおいて、地質資源とつながりのある生態資源や文化資源にも着目することは、活動を深化させるうえで非常に重要である。しかしながら、これらの関連分野について十分に理解し活用を推進できている地域は多くない。
そこで、本発表では、2008年からこれまでに実施された日本ジオパークの現地審査の報告書から、生態資源に関する記述を抜き出し、その評価と傾向を整理する。本発表を通じて、生態資源に関連する分野を専門とする筆者らと、ジオパークに関心を持つ地球科学者や事務局を務める行政担当者らとの議論を深め、ジオパークにおける生態資源の理解と活用を促したい。