JpGU-AGU Joint Meeting 2020

講演情報

[J] 口頭発表

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[U-24] 新型コロナウィルス感染症と地球の環境・災害

2020年7月13日(月) 14:15 〜 15:45 Ch.1

コンビーナ:松本 淳(首都大学東京大学院都市環境科学研究科地理環境学域)、高橋 幸弘(北海道大学・大学院理学院・宇宙理学専攻)、和田 章(東京工業大学)、山中 大学(総合地球環境学研究所/神戸大学名誉教授)、座長:松本 淳(首都大学東京大学院都市環境科学研究科地理環境学域)

14:54 〜 15:06

[U24-04] 自然災害と感染症の複合災害への備え

★招待講演

*米田 雅子1,2和田 章3 (1.日本学術会議  慶應義塾大学、2.防災学術連携体 代表幹事、3.東京工業大学)

キーワード:複合災害、自然災害、避難における感染リスク、コロナ後、人口減少、国土利用政策

防災学術連携体(58学会)は2020年5月1日に市民への緊急メッセージ「感染症と自然災害の複合災害に備えて下さい」を発表した。夏から秋にかけて大雨・猛暑・台風が多発する季節になる。地震もいつ起こるかわからない。感染リスクを考慮した避難など、被害軽減のための備えの重要性を訴えた。

 コロナ後を考えると、防災も感染症対策も両方できる魔法の杖はない。日本の人口は百年後に半減すると予想されている。人口が増加から減少へと変わる中で、国土利用の方針を変えて、自然災害の危険性の少ない地域に町を移していくことが大切だ。