日本地球惑星科学連合2022年大会

講演情報

[E] ポスター発表

セッション記号 M (領域外・複数領域) » M-IS ジョイント

[M-IS05] 宇宙・銀河・地球・月・プレートテクトニクス・生命の起源の探究

2022年6月1日(水) 11:00 〜 13:00 オンラインポスターZoom会場 (29) (Ch.29)

コンビーナ:種子 彰(SEED SCIENCE Lab.)、コンビーナ:佃 為成、座長:種子 彰(SEED SCIENCE Lab.)

11:00 〜 13:00

[MIS05-P02] M-IS05 太陽系での地球海洋と月形成の起源(メカニズム)
神話では海が有り其処に島(陸)ができた,MIHでは地殻ができてから海が掘れて月ができ,其れが繋がって海洋ができた.

★招待講演

*種子 彰1 (1.SEED SCIENCE Lab.)

キーワード:地球から月が射出される必然衝突メカニズム Inevitable Mechanism by which Moon is ejected from Earth、ボーデ法則とフィーデングゾーン(軌道縮退) 、木星と太陽の摂動によるCERRA断裂とトレーンMantle断裂片楕円軌道、必然衝突速度12.4km/sと角度36.45度,月の偏芯の起源 Inevitably Collision speed,Origin of Eccentricity of Moon、地球クレーターと月(射出)の起源 Origin of the Earth Crater and Moon (Ejection)、大陸と海洋底の起源 Origin of Continents and Ocean Floors

M-IS05 太陽系での地球海洋と月形成の起源(メカニズム)
神話では海が有り其処に島(陸)ができた,MIHでは地殻ができてから海が掘れて月ができ,其れが繋がって海洋ができた.


A. <偶然の衝突にたよるジャイアントインパクト仮説>
火星サイズのコア+マントルによる,月形成仮説⇒熔融地球への衝突で,マントルだけ月が集合するシミュレーション仮説.

B. <必然の衝突(速度12.4km/sと角度36.45°)によるマルチインパクト仮説>

1. 原始惑星CERRAが,木星摂動で楕円軌道になる.更に潮汐断裂でトレーンMantle断裂片が地球に必然衝突.

2. 地球から月が射出される必然衝突メカニズム

月サイズのマントルだけのインパクターが地球に衝突すれば,球地球の分化した外側マントルだけに衝突するので,マントル成分だけの月射出できる,(メリットコア分離不用,地球ダメージ少ない,デメリットMantleだけの分離メカニズム必要,不自然,確率低い)

3. マントルだけの衝突体形成メカニズム
小惑星帯位置に惑星が無い.特別な破壊メカニズム(木星摂動によるCERRA軌道偏平化⇒潮斥力によるCERRA断裂⇒断裂片のトレーンマントル小惑星軌道列)cf.シューメーカーレビ第九彗星

4. 大陸と海洋底の起源.
地殻ができて月サイズのマントル片が衝突,複数のクレーター連結して海洋になった

C. まとめ.ミッシングリンクの発見し,月の起源の検証ができてプレートテクトニクスの検証も同時に統一的にできた.

1.マントルだけの月の起源がアブダクションで検証できた.
・月の表側だけに玄武岩の海がある.・月の重心が表側に偏芯し,常に地球を向く理由を説明.

2. マントルだけの衝突体が必然衝突するメカニズムを説明できた.

3.地球海洋の起源とプレートテクトニクスの起源が検証できた.
・月の射出で地球コアが偏芯し,海盆が凹み,凹プレートの下に凸フレート潜り込む.
・ティチス海の形成により,大陸移動が開始した. ・南極大陸が自転軸位置で停止.