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[PPS07-P02] 欧州系外惑星観測衛星 Ariel への日本の開発貢献
キーワード:アリエル、系外惑星、トランジット、AIRS、CaF2光学素子、ESA
Ariel (Atmospheric Remote-sensing Infrared Exoplanet Large-survey) はESAが主導する系外惑星分光トランジット観測のための専用宇宙望遠鏡計画である。Arielは ESA/M4 に選ばれており(2020)、その打ち上げは 2029 年に予定されている。スペース系外惑星観測の重要な一里塚となると考えられる Ariel に、日本は Co-PI 国として参入することを目指している (WG代表:生駒大洋)。サイエンスを主とする参加のために必要な開発貢献として、日本は主力科学観測機器 AIRS (赤外分光器) のフッ化カルシウム製光学素子等の開発を担当する。日本ならではの切り口で、小規模ながら挑戦性を含む開発を低価格・低リスクで行う (非常にコスパの良い貢献)。