日本地球惑星科学連合2022年大会

講演情報

[J] ポスター発表

セッション記号 P (宇宙惑星科学) » P-PS 惑星科学

[P-PS07] 惑星科学

2022年6月1日(水) 11:00 〜 13:00 オンラインポスターZoom会場 (2) (Ch.02)

コンビーナ:菊地 紘(宇宙航空研究開発機構)、コンビーナ:金丸 仁明(宇宙航空研究開発機構)、座長:菊地 紘(宇宙航空研究開発機構)、金丸 仁明(宇宙航空研究開発機構)

11:00 〜 13:00

[PPS07-P02] 欧州系外惑星観測衛星 Ariel への日本の開発貢献

*塩谷 圭吾1生駒 大洋2成田 憲保3福井 暁彦3亀田 真吾4村上 豪1伊藤 祐一2川島 由依5藤井 友香2 (1.宇宙研、2.国立天文台、3.東京大学、4.立教大学、5.理研)

キーワード:アリエル、系外惑星、トランジット、AIRS、CaF2光学素子、ESA

Ariel (Atmospheric Remote-sensing Infrared Exoplanet Large-survey) はESAが主導する系外惑星分光トランジット観測のための専用宇宙望遠鏡計画である。Arielは ESA/M4 に選ばれており(2020)、その打ち上げは 2029 年に予定されている。スペース系外惑星観測の重要な一里塚となると考えられる Ariel に、日本は Co-PI 国として参入することを目指している (WG代表:生駒大洋)。サイエンスを主とする参加のために必要な開発貢献として、日本は主力科学観測機器 AIRS (赤外分光器) のフッ化カルシウム製光学素子等の開発を担当する。日本ならではの切り口で、小規模ながら挑戦性を含む開発を低価格・低リスクで行う (非常にコスパの良い貢献)。