11:00 〜 13:00
[STT40-P05] プロセス駆動型地震波動場再構成に向けた物理モデルパラメタ推定のための観測点選択手法の提案
キーワード:地震波動場再構成、プロセス駆動型アプローチ、スパースセンサー位置最適化、パラメタ感度
本研究では,プロセス駆動型アプローチによって地震波動場を高精度に再構成するための観測点選択手法を提案する.
提案手法は,地震動シミュレーションの入力である物理モデルパラメタの推定に適した観測点を選択する手法である.推定されたパラメタを用いたシミュレーションにより地震波動場を再構成する.各観測点候補の推定対象パラメタに対する感度を表す感度行列を作成し,感度行列の特徴量を,最適実験計画法で提案されているD最適指標に基づき評価することで,パラメタ感度の高い観測点を選択する.
本研究では,感度の特性を調査することで,波の伝播速度や層の厚さ,震源位置などのパラメタ感度に関する物理的知見を得た.さらに,提案手法によって選択された観測点位置を用いた地震波動場再構成の精度を検証することで,提案手法の有効性を示した.
提案手法は,地震動シミュレーションの入力である物理モデルパラメタの推定に適した観測点を選択する手法である.推定されたパラメタを用いたシミュレーションにより地震波動場を再構成する.各観測点候補の推定対象パラメタに対する感度を表す感度行列を作成し,感度行列の特徴量を,最適実験計画法で提案されているD最適指標に基づき評価することで,パラメタ感度の高い観測点を選択する.
本研究では,感度の特性を調査することで,波の伝播速度や層の厚さ,震源位置などのパラメタ感度に関する物理的知見を得た.さらに,提案手法によって選択された観測点位置を用いた地震波動場再構成の精度を検証することで,提案手法の有効性を示した.