日本地球惑星科学連合2023年大会

セッション情報

[J] 口頭発表

セッション記号 A (大気水圏科学) » A-AS 大気科学・気象学・大気環境

[A-AS08] 高性能計算で拓く気象・気候・環境科学

2023年5月21日(日) 15:30 〜 17:00 304 (幕張メッセ国際会議場)

コンビーナ:八代 尚(国立研究開発法人国立環境研究所)、宮川 知己(東京大学 大気海洋研究所)、小玉 知央(国立研究開発法人海洋研究開発機構)、大塚 成徳(国立研究開発法人理化学研究所計算科学研究センター)、座長:小玉 知央(国立研究開発法人海洋研究開発機構)


高性能計算は、現代の気象・気候・環境科学を支える重要な研究基盤のひとつである。地球シミュレータ、「京」、そして「富岳」に代表されるスーパーコンピュータ(スパコン)の高い計算性能は、より高い解像度、より広い計算領域、より多くのアンサンブル計算、そしてより精緻な物理過程の利用など、実現可能なモデルシミュレーションの幅を拡大することに貢献してきた。2022年には「富岳」に続く日本の次期フラッグシップマシンに関する検討が開始され、分野のソフトウェアが次世代の計算基盤に期待するものについての議論が進められている。また、高性能計算はデータサイエンスの分野においても威力を発揮し、高頻度高密度の観測ビッグデータを用いたデータ同化手法の研究や、AI技術の複合利用などが近年目覚ましい発展を遂げている。世界では「デジタルツイン」のコンセプトが注目され、データ基盤や社会連携に関する研究も進められている。日本気象学会との共催となる本セッションでは、数値モデリング、ビッグデータ解析、データ同化、AIに関する気象・気候・環境科学の研究成果を幅広く募集し、高性能計算を用いた研究の展開とその可能性を参加者と共有する。

15:45 〜 16:00

*Yi Zhang1,2、Jian Li2、Xiaohan Li1,2、Zhuang Liu3、Xinyao Rong4、Yihui Zhou2、Xindong Peng4、Yiming Wang1、Rucong Yu2 (1.PIESAT Information Technology Co. Ltd.、2.Chinese Academy of Meteorological Sciences、3.Department of Earth System Science, Tsinghua University、4.CMA Earth System Modeling and Prediction Center)

16:00 〜 16:15

*高須賀 大輔1,2小玉 知央2末松 環3、大野 知紀4山田 洋平2清木 達也2八代 尚5中野 満寿男2三浦 裕亮6、野田 暁2那須野 智江2宮川 知己1升永 竜介2 (1.東京大学大気海洋研究所、2.海洋研究開発機構、3.理化学研究所計算科学研究センター、4.気象研究所、5.国立環境研究所、6.東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻)

16:15 〜 16:30

*松岸 修平1、大野 知紀2伊藤 純至3佐藤 正樹1梶川 義幸4河合 佑太5中野 満寿男6高橋 洋7高須賀 大輔1、富田 浩文5八代 尚8 (1.東京大学 大気海洋研究所、2.気象庁 気象研究所、3.東北大学、4.神戸大学 都市安全研究センター、5.理化学研究所 計算科学研究センター、6.海洋研究開発機構、7.東京都立大学大学院 地理環境学域、8.国立研究開発法人国立環境研究所)


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