日本地球惑星科学連合2023年大会

セッション情報

フラッシュトーク

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[S-TT39] 合成開口レーダーとその応用

2023年5月24日(水) 12:00 〜 12:15 304 (幕張メッセ国際会議場)


フラッシュトーク内容

2014年に打ち上げられたALOS-2及びSentinel-1は、打ち上げ後8年以上の長期運用により豊富なデータをもたらした。すでに運用されていたTerraSAR-XやCosmo-SkyMedなどのデータと合わせて、いまやSARはビッグデータの時代を迎えている。ALOS-4やNISARなどのさらなる高性能衛星SAR計画がある一方で、民間企業の小型衛星SAR計画も順調に進められている。世界的な衛星データのオープン&フリー化の流れも相まって、衛星SARは豊富なデータを背景とした新時代を迎えようとしている。また、AIの利用、高時間分解能での観測が可能な地上設置型SARや運用時の機動性に優れるUAV搭載型SARなど、対象や目的に沿った様々な技術の実装例も報告されている。こうした動きは、SARが地球科学を始めとする基礎研究のみならず、防災や森林監視等の実利用の分野でも不可欠なツールとして浸透していることの証左といえる。本セッションでは、SARに関する基礎研究から応用研究・実利用まで幅広く成果を募集し、SAR利用の発展に向けた知見の共有・議論を図る。

フラッシュトーク (12:00 〜 12:15)

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