日本地球惑星科学連合2023年大会

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[O-02] 博士の生活をのぞいてみよう!【中高生向けセッション】

2023年5月21日(日) 15:30 〜 16:45 展示場特設会場 (3) (幕張メッセ国際展示場)

コンビーナ:若狭 幸(国立大学法人弘前大学地域戦略研究所)、田中 えりか(高知大学)、古市 剛久(森林総合研究所)、阿部 なつ江(国立研究開発法人海洋研究開発機構研究プラットフォーム運用開発部門マントル掘削プロモーション室)、座長:若狭 幸(国立大学法人弘前大学地域戦略研究所)

15:30 〜 15:45

[O02-01] 普通の学生だった私が博士(はくし)になるまで

★招待講演

*西澤 紗希1 (1.富山大学)

キーワード:博士、研究生活

「博士」と聞くと、どのようなイメージをもつでしょうか?カッコいい、真面目、なんでも知っていそうなど、色々な言葉が聞こえてきそうです。私は、小・中・高を通して理科の授業でたまにできる実験が好きだったことがきっかけで、理学部に進学しました。しかし、大学生生活の最初の頃は、自分自身が博士や研究者になると意識したことは全くなく、「博士」という言葉をみると最初に思いつくのは「はかせ」という読み方であるほど、博士(はくし)号に対して興味のベクトルが向いていませんでした。その分、学生生活の大半はサークル活動、アルバイト三昧、そして趣味の旅行を楽しむごく普通の大学生だった私ですが、卒業論文を取り組むための研究室配属をきっかけに、気持ちが少しずつ変わっていきました。
今回の発表では、博士課程に進学しようと思ったきっかけやこれまでの野外調査(雪山、河川の源流域、平野部地下水の採水、海洋観測など)の思い出を中心に、博士がどのような研究生活を送っているのかをお話しいたします。また、無事博士(はくし)となった現在の研究活動や参加している研究プロジェクトについてもご紹介いたします。