日本地球惑星科学連合2023年大会

講演情報

現地ポスター発表

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[O-06] 高校生ポスター発表

2023年5月21日(日) 13:45 〜 15:15 現地ポスター会場 (幕張メッセ展示ホール8)

コンビーナ:原 辰彦(建築研究所国際地震工学センター)、道林 克禎(名古屋大学 大学院環境学研究科 地球環境科学専攻 地質・地球生物学講座 岩石鉱物学研究室)、久利 美和(気象庁)、紺屋 恵子(海洋研究開発機構)

現地ポスター発表開催日時 (2023/5/21 13:45-15:15)

13:45 〜 15:15

[O06-P11] BSアンテナで局地的豪雨予測Ⅲ

*前原 凜花1、*吉永 恵1 (1. 鹿児島県立錦江湾高等学校)

キーワード:線状降水帯、災害予測、降雨減衰


局地的豪雨の予測は困難であり,様々な測定が行われている。しかし,これらの研究は費用や技術の面から,高校生には難しい。一方で,各家庭で受信しているBS放送が荒天時に乱れることは一般的に確認されている。BSアンテナの価格は安価で,世帯普及率も75.1%と非常に高いため,数が多い。よって,気象変化の予測を手軽に効率よく行うことができ,人々の避難に役立てると考えた。
 本研究の目的は,BSアンテナの受信強度を利用した,豪雨予測システムの確立である。2地点のBS放送の受信強度の減衰と、アメダス観測地点での降水量を合わせて考察することで,薩摩地方の雲の流れや降水の予測を行った。