13:45 〜 15:15
[O06-P18] 回折格子を用いた流星群の分光観測
キーワード:分光観測、流星
本研究は、地上からの分光観測によって、流星発光に関する元素(流星物質・地球大気)の特定が目的である。カメラに回折格子を取り付け撮影を行い、撮影した流星画像を、元素管を用いて分析する。
2016年から観測を行い、合計640000枚撮影し、65枚の分光画像を得た。特に2017年のふたご群は28枚撮影でき、MglよりもNalが少ない傾向がみられた。
この傾向は他の群でみられなかったため、ふたご群の流星物質が生成された時期から時間経過が大きい可能性が考えられる。
今後も撮影を継続していき、他の群についても構成元素の傾向を明かしていきたい。
2016年から観測を行い、合計640000枚撮影し、65枚の分光画像を得た。特に2017年のふたご群は28枚撮影でき、MglよりもNalが少ない傾向がみられた。
この傾向は他の群でみられなかったため、ふたご群の流星物質が生成された時期から時間経過が大きい可能性が考えられる。
今後も撮影を継続していき、他の群についても構成元素の傾向を明かしていきたい。