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[PCG18-P09] 惑星探査用超小型衛星MAEBASHI-SATの開発報告
キーワード:小型衛星、太陽輻射、惑星探査
未知の惑星探査において, 母船を直接着陸させることは危険を伴うため,キューブサットのような小型衛星による事前調査が有効となる.本大学及び大学院では, 微小重力天体へ着陸して科学観測を行う超小型衛星MAEBASHI-SATの開発を進めている.MAEBASHI-SATは, 太陽光の反射率の異なる2つのセイルが張られた2翼を回転させることで太陽輻射圧の影響を制御し,着陸したい地域にピンポイントで着陸することを目指している.また,そのうえで,レーザによる加熱や分光イメージングなど行なったり,熱プローブで地中の温度を測定したり,母船と独立した科学探査を行うことを目指している.現在では,学内にアマチュア無線帯のアンテナを搭載した赤道儀による衛星の自動追尾機能が設置され,衛星とのテレコマ通信が可能になっている. 本発表では,現時点における, MAEBASHI-SATの姿勢系システムの開発に関する手法やミッション概要について報告する.