13:45 〜 14:00
[U11-01] 関東大震災直後のクーリッジ米大統領の対日支援から国際防災協力のあり方を展望する
★招待講演
キーワード:クーリッジ大統領、防災、関東大震災
今から100年前の関東大震災が発生した1923年は、米国で日系移民を主たる対象とした移民排斥法案が可決されるなど、日米関係が悪化していた。大統領就任後すぐに発生した関東大震災に対して、当時のクーリッジ大統領は、即座に大々的に日本支援の姿勢を打ち出し、実行に移した。ラジオ放送で全米に救援を呼びかけ、義援金の募金運動を開始し
「1分早ければ1人多く助かる」を合い言葉に、目標の500万ドルを遙かに上回る800万ドルを短期間に集め、最終的には1200万ドルもの義援金を日本へ送った。関東大震災から88年後の東日本大震災では、アメリカが「トモダチ作戦」を行ったが、オバマ大統領はクーリッジ大統領を参考にしたと言われている。クーリッジ大統領がどうして、そのような行動を取ることができたのかについて、米国のクーリッジ財団や博物館、図書館での記録や新聞記事、インタビューによって明らかにしたい。そして、日本国内外を問わずに、大災害が発生した時に甚大な被害を受け、その国だけではマネージできないような被害が出た時にどうするかを考えていくベースとしたい。
「1分早ければ1人多く助かる」を合い言葉に、目標の500万ドルを遙かに上回る800万ドルを短期間に集め、最終的には1200万ドルもの義援金を日本へ送った。関東大震災から88年後の東日本大震災では、アメリカが「トモダチ作戦」を行ったが、オバマ大統領はクーリッジ大統領を参考にしたと言われている。クーリッジ大統領がどうして、そのような行動を取ることができたのかについて、米国のクーリッジ財団や博物館、図書館での記録や新聞記事、インタビューによって明らかにしたい。そして、日本国内外を問わずに、大災害が発生した時に甚大な被害を受け、その国だけではマネージできないような被害が出た時にどうするかを考えていくベースとしたい。