[P-EM15] 太陽地球系結合過程の研究基盤形成

2024年5月29日(水) 15:30 〜 16:30 展示場特設会場 (2) (幕張メッセ国際展示場 6ホール)

コンビーナ:山本衛(京都大学生存圏研究所)、小川泰信(国立極地研究所)、野澤悟徳(名古屋大学宇宙地球環境研究所)、吉川顕正(九州大学大学院理学研究院地球惑星科学部門)、座長:野澤悟徳(名古屋大学宇宙地球環境研究所)、山本衛(京都大学生存圏研究所)

太陽からの放射エネルギー・太陽風プラズマの流れと、それに対する地球大気圏・電磁気圏の応答過程を観測し、太陽地球系の結合過程を統一したシステムとして定量的に理解し、人類の宇宙利用や地球大気変動の予測に貢献する。研究プロジェクト「太陽地球系結合過程の研究基盤形成」は、マスタープランにおいて連続して重点大型研究計画とされてきた。日本学術会議「未来の学術振興構想」募集に呼応して拡張し、太陽風から地球までの地上設置観測装置群を整備し、太陽風速度、極域の電磁気圏変動、赤道域の全地球大気上下結合、全緯度域の電離圏・超高層・中層大気変動を10年以上にわたり観測・長期モニタリングする計画としている。赤道MUレーダー、EISCAT_3Dレーダー、広域地上観測網、次世代太陽風観測装置、観測データ管理機構が含まれる。国内外の関連研究者から幅広い話題を集約し、研究の動向と方向性について議論し、研究プロジェクトの現状と将来について検討を深める。広く大気科学や太陽地球系物理学の研究論文、すなわち地上および衛星観測、ネットワーク、太陽風、宇宙天気、モデル、データベース関連研究、等を求める。

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15:30 〜 15:45

[PEM15-13] 地上多点観測・衛星観測・モデリングの連携：PWINGプロジェクトの成果まとめとPBASEプログラム

*塩川和夫¹、PWING Team、PBASE Team (1.名古屋大学宇宙地球環境研究所)

15:45 〜 16:00

[PEM15-14] An analysis of wind fields in the mesosphere at high latitude in the Southern Hemisphere based on the long-term PANSY radar observations

*時盛瑛史¹、高麗正史¹、佐藤薫¹ (1.東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻)

16:00 〜 16:15

[PEM15-15] D-region ion line: the influence of charged dust on incoherent scatter

*Ingrid Brigitte Mann¹、Tinna Lif Gunnarsdottir¹、Devin R. Huyghebaert¹、Isabel M. Nerland¹、Wuhu Feng²、John M.C. Plane²、Yasunobu Ogawa³、Ingemar Haeggstroem⁴、Satonori Nozawa⁵、Norihito Saito⁵、Takuya D. Kawahara⁵、Neethal Thomas⁶ (1.Dept. of Physics and Technology, UiT, The Arctic University of Norway、2.University of Leeds, UK、3.Japan National Polar Research Institute、4.EISCAT Scientific Association, Kiruna, Sweden、5.ISEE, Nagoya University, Japan、6.SGO, University of Oulu, Finland)

16:15 〜 16:30

[PEM15-16] The MATS satellite mission - gravity waves in the mesosphere and lower thermosphere

*Jorg Gumbel¹、Linda Megner¹、Donal P. Murtagh²、Nickolay Ivchenko³、Bjorn Linder¹、Lukas Krasauskas¹、Ole-Martin Christensen¹、Jonas Hedin¹、Jacek Stegman¹ (1.Stockholm University, Stockholm, Sweden、2.Chalmers University of Technology, Gothenburg, Sweden、3.Royal Institute of Technology, Stockholm, Sweden)