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[PPS07-P21] 3次元局所等温円盤におけるtype I惑星移動の線形計算
キーワード:惑星形成、惑星落下、線形計算
惑星は円盤ガスとの重力相互作用により落下してしまうことが惑星形成において問題となっている.このType I惑星移動は線形計算,および多くの数値流体計算で研究されてきたが,3次元流体計算の例は未だ少なくそれらの精度の検証は不十分である.線形計算は高精度が期待できるが完全等温円盤の場合の解しか得られてない.本研究では,動径方向の温度勾配をもつ円盤(局所等温円盤)に対しType I惑星移動の線形計算を行い,惑星落下を引き起すトルクの値を求めた.温度勾配がある場合は共回転の位置が波動方程式の不確定特異点であり密度波は発散してしまうが,トルクには影響しないことも今回確認することができた.今回の3次元線形計算と従来の3次元,および2次元流体計算との結果の比較を報告し今後行うべき流体計算についての議論も行う.